最近はさまざまな濃度のアルコールジェルが販売されています。
その中でも、家族と共有するならアルコール濃度60%程度のものがおすすめです。
今回は、アルコール濃度60%がおすすめの理由と、おすすめアルコールジェルを厳選して紹介します。
新しいアルコールジェルを買おうと思っている人は、参考にしてみてくださいね!
アルコール濃度60%がおすすめな理由
家族で使うアルコールジェルはアルコール濃度が60%のものがおすすめです。
理由は各団体の発表・有効性・肌荒れのリスクにあります。
それぞれについて詳しく説明していきます。
消毒用アルコール濃度についての発表
以前からお伝えしているとおり、消毒に最適とされているアルコール濃度は発表する団体で異なります。
各団体の発表
日本薬局方(局方)は76.9~81.4vol%のアルコール濃度の消毒液が有効と発表しています。
厚生労働省では、60%台のエタノールでも差し支えないと表明しました。
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化します。
手指などに使用するときは、品質・有効性・人体への安全性が確認されている「医薬品・医薬部外品」(「医薬品」「医薬部外品」の表示があるもの)を使用してください。
<使用方法>濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて、よくすりこみます。
(※)60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があります。
70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません。
(引用元:厚生労働省)
海外団体が推奨するアルコール濃度は以下のとおりです。
- 米国薬局方・USP-NF 68.5~71.5vol%
- WHO 60~80vol%
研究結果
北里大学はコロナウィルス不活性化の研究結果を発表しました。
研究結果によると、50%以上のアルコール濃度でコロナウィルスの不活性化が期待できるそうです。
エタノールは50%以上の濃度であれば、接触時間1分間で十分なウイルス不活性化が可能だと考えられます。
不活化効果の確認された上記製品は、新型コロナウイルスの不活化に有効なようです。
手指や硬質表面の洗浄や、日常で使用する衣類・リネン類の洗浄への活用が期待できます。
(引用:北里研究所)
ウィルスへの有効性
コロナウィルスは、アルコール濃度50%で不活性化されることがわかりました。
各団体が推奨しているアルコール濃度は60vol%~80vol%です。
コロナウィルス以外の菌への有効性を考慮した数値に設定されていると推測されています。
インフルエンザや結核、コロナウィルスなどの細菌は、アルコール濃度50vol%~不活性化できます。
人に感染するリスクがある多くの菌はアルコール濃度63vol%が必要です。
M.intracellulareは72vol%のアルコール濃度が必要という研究結果があります。
消毒用エタノールの適正濃度について考察すると、45v/v%のエタノール濃度では、供試した19菌株の一般細菌うち13菌株で有効性が認められました。
エタノール濃度54v/v%ではS.epidermidisを除くすべての菌株で、63v/v%以上のエタノール濃度では供試した19菌株すべてに殺菌効果が認められています。
抗酸菌において殺菌効果を示しはじめるエタノール濃度範囲が広く、M.aviumでは45v/v%以上のエタノール濃度で殺菌効果が確認できました。
対してM.intracellulareでは72v/v%以上と、殺菌効果の認められる最小エタノール濃度が菌種により異なります。
肌荒れのリスク
通常の肌は皮脂膜に覆われていることで、水分の蒸発を防ぎます。
しかしアルコールによる消毒は、菌と一緒に皮脂膜を壊してしまいます。
皮脂膜がなくなり、肌の水分が蒸発してしまうことも肌荒れの原因です。
アルコールの濃度が高いほど、この現象は顕著にみられます。
肌荒れリスクを回避するためには、できる限り低濃度のアルコールを使用するのがおすすめです。
アルコールジェルの濃度を選ぶ方法
注目したいのが、「アルコール濃度は対象の菌によって有効濃度が異なる」という点です。
現在はコロナ禍のため、コロナウィルス対策にアルコールジェルを使用する人が大半だと思います。
そこで目安になるのが、厚生労働省がコロナ対策に推奨しているアルコール濃度です。
もちろん、おすすめするアルコール濃度は消毒したい菌によって異なります。
M. intracellulareを消毒したい場合は、75%以上の濃度がおすすめです。
そのほかの菌の場合は、70%以上の濃度がいいでしょう。
アルコール濃度を選ぶときは、自分がなんの菌に対して対策したいのかを自覚しておくことが大切です。
家族で使えるアルコールジェルはYOUNESSがおすすめ
YOUNESS(ユーネス)はアルコール濃度60%、保湿成分がたっぷりはいっています。
- BG
- グリセリン
- ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
- 加水分解ヒアルロン酸
- ユズ果実エキス
リラックスできる香りなので、家族で使うアルコールジェルにぴったりです。
高級感があり、男性が持ち歩いても違和感がありません。
ミニサイズなので、携帯用にもぴったりです!
[ac-box014 title=”YOUNESS(ユーネス)の香り”]
- ヒノキの香り
清々しい森の香りを連想させる香りで心を穏やかに癒し、気分をリフレッシュできる香りです。
- ニュウコウの香り
森林を彷彿させるような爽やかで清涼感のある香りで、不安を和らげ、前向きな気持ちにするような効果がある と言われています。[/ac-box01]
以下の記事では、男性のプレゼントにぴったりなアルコールジェルを紹介しています。
プレゼントに悩んでいる方は、参考にしてみてください。
YOUNESS(ユーネス)が気になったら、詳細ページもチェックしてみてくださいね。
アルコール濃度60%前後のアルコールジェル7選
ここからは、アルコール濃度60%前後のアルコールジェルを紹介します。
自宅に置いておける大容量のものから、携帯に便利なミニボトルまで幅広取り上げました。
低濃度のアルコールジェルを探している方は参考にしてみてください。
アルコール ハンドクリーンジェル
(引用:Amazon)
韓国で作られているアルコール濃度62%のハンドジェル。
大容量・低価格なこので、自宅に常備しておくのにおすすめです。
保湿成分にグリセリンやヒアルロン酸Na・アロエエキスなどが配合されています。
ハッカ葉油が配合されているので、さわやかな香りが楽しめ、男性にもおすすめです。
成分:エタノール・精製水・グリセリン・カルボマー・TEA・PEG-60水添ヒマシ油・PEG-40水添ヒマシ油・ヒドロキシエチルセルロース・ハッカ葉油・フィチン酸Na・ヒアルロン酸Na・パンテノール・オウゴン根エキス・スベリヒユエキス・アロエベラエキス
アルコールジェル
(引用:楽天市場)
韓国のコスメブランド「コリアナ」から販売されている、アルコール濃度60%のハンドジェルです。
チューブタイプなので、かばんの中に忍ばせておくのにぴったり。
ヒアルロン酸と青蓮エキスが配合されていて、保湿力の高いことが魅力です。
成分:エタノール・水・ブチレングリコール・カルボマー・TEA・PEG-7グリセリル・ココエート・香料・リモネン・グルコン酸クロルヘキシジン・リナロール・1、2-ヘキサンジオール・ヒアルロン酸・ヒアルロン酸ナトリウム・エルレア花エキス・キシリトール・ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム・アセチルヒアルロン酸Na・加水分解ヒアルロン酸・ヒアルロン酸クロスポリマーNa、ヒアルロン酸K
プラスライフ アルコール除菌ジェル
(引用:プライスライフ)
プライスライフから販売されている、アルコール濃度62%のハンドジェルです。
エタノール・精製水・ プロピレングリコールだけで作られているので、添加物の少ないアルコールジェルを探している人におすすめ。
ボトルサイズは、60ml・100ml・500mlの3展開になっています。
利用シーンにあわせられるのでもうれしいですね。
成分:エタノール・精製水・プロピレングリコール エタノール濃
クリーンハンドジェル
(引用:Amazon)
ラックスから販売されている、アルコール濃度64%のアルコールジェルです。
グリセリンやTEA、アロエベラエキスが配合されているので、うるおいを保ちながら除菌ができます。
携帯性の高いミニボトルで、甘く華やかな香りも魅力です。
とげのない香りなので、お子さんも喜んで付けてくれます。
成分:変性アルコール・水・香料・グリセリン・PG・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー・TEA・アロエベラ液汁・マルトデキストリン
ハンドジェル
(引用:フェルナンダ)
フェルナンダから販売されている、アルコール濃度59%のハンドジェルです。
ヒアルロン酸Naが配合されているので、肌の水分を保持できます。
除菌力もゆるやかなので、除菌による肌荒れが心配な人にもおすすめ。
ミニボトルなので、携帯にも便利です。
成分:エタノール・水・ポリソルベート80・香料・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー・PPG-26ブテス-26・PEG-40水添ヒマシ油・AMP・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン・BHT・グリチルリチン酸2K・ヒマワリ種子油・ヒアルロン酸Na・黄4・赤504・青1・赤227・黄5
ハンドジェル
(引用:Amazon)
JAMMYから販売される、アルコール濃度63%のハンドジェルです。
500mlの大容量サイズなので、自宅で使うのにぴったり。
シンプルでインテリアをじゃましないデザインなこともポイントです。
ヒアルロン酸Na、ムクロジ果皮エキスが配合されているので、しっとりと肌を整えられます。
成分:エタノール・水・グリセリン・ヒアルロン酸Na・ムクロジ果皮エキス・ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル
クリーンジェルe
(引用:松山油脂)
Mーマークから販売されている、アルコール濃度61%のハンドジェルです。
無香料・無着色で、パラベンや鉱物油を使用していないことが特徴。
植物由来のアルコールを使用した、さらっとした使い心地のハンドジェルを探している人におすすめです。
成分:エタノール・水・ポリソルベート20・カプリル酸グリセリル・(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー・キサンタンガム・t-ブタノール
まとめ
今回は、コロナ禍に家族で使うアルコール濃度について紹介しました。
アルコール濃度の高いハンドジェルは手荒れの原因になります。
しかし、アルコール濃度が低いものは、除菌効果が得られません。
コロナウィルス対策におすすめのアルコール濃度は60%以上です。
そのほかのウィルスは70%以上あれば安心でしょう。
自分がどの菌を対策したいかによって、アルコール濃度をわける必要があります。
YOUNESS(ユーネス)はコロナウィルス対策にぴったりの、アルコール濃度60%以上のアルコールジェルです。
我が家イチオシのハンドジェルなので、ぜひチェックしてみてくださいね!