実はアルコールジェルはハンドメイドできることを知っていますか?
「なかなか気に入る匂いがみつからない」
「さらに成分にこだわりたい」
という人には、手作りアルコールジェルがおすすめです。
今回は、アルコールジェルの材料の解説・作り方・注意事項を紹介します。
記事の最後では、アルコールジェルの手作りキットも紹介しています。
手軽にハンドメイドをしたい人は参考にしてみてくださいね!
手指用アルコール消毒液は手作りできる
シンプルなアルコールジェルは、エタノール・グリセリン・精製水で作れます。
しかし3種類の材料だけで作ったアルコールジェルは安定性に欠け、時間の経過や温度の変化で劣化してしまう可能性も・・・。
また、保湿成分が少ないため、乾燥肌の人は乾燥が気になるかもしれません。
手作りアルコールジェルは、配合する成分を自分で選べることが魅力です。
香りも自分で調節できるので、世界に1つだけのアルコールジェルが作れます。
まずは、アルコールジェルを作るときによく利用される材料を紹介していきます。
手作りが難しいと思ったらYOUNESSがおすすめ
安心して使えるアルコールジェルを作るのが難しそう。と感じた人には、YOUNESS(ユーネス)がおすすめです。
YOUNESS(ユーネス)は、厚生労働省に「化粧品」として認可されている唯一のアルコールジェルです。
有害物質が配合されていないと認可されているので、安心して使用できます。
詳しい成分については、以下の記事を確認してみてください。
YOUNESS(ユーネス)のアルコールジェルには、保湿効果が高いことも魅力です。
香料・アルコール含有量・保湿効果をバランスよく配分していて、使い心地も抜群です。
使い心地はこちらの記事をチェックしてみてください。
YOUNESS(ユーネス)口コミを徹底調査!使用感の感想は?
手作りアルコールジェルに必要な材料
アルコールジェルを作るのに必要な材料と、材料の選び方を紹介していきます。
一緒に、配合できる美容成分や香りの種類も解説しています。
ハンドジェルを手作りしてみたい!という人は参考にしてみてください。
消毒用エタノール
アルコールジェルの消毒効果の要である消毒用エタノール。
薬局に行くと売られているエタノールは主に4種類あります。
- 無水エタノール
- エタノール
- 消毒用エタノール
- 消毒用エタノールIP
これらの4種類の中身は、すべてエチルアルコールと呼ばれるアルコールの1種です。
名前の呼び方は、エチルアルコールの濃度によって異なります。
消毒と除菌の違いについて知りたい人は、こちらの記事が参考になるかもしれません。
あわせてチェックしてみてください。
アルコールジェルは効果なし?スプレーとの違いや消毒と除菌を解説
無水エタノール
アルコール濃度99.5vol%以上のエタノールのことを「無水エタノール」と呼びます。
アルコール純度が高いため、揮発性の高さが特徴です。
水拭きができない家電などの精密機器の掃除に使われます。
肌への刺激が強いため、原液のまま肌に使用はできません。
また、消毒には濃度の高いアルコールがいいと想われがちですが、すぐに蒸発してしまうため、消毒にも向きません。
手作り化粧品を作るときによく選ばれるのが無水エタノールです。
精製水やグリセリンなど、ほかの材料も配合するため、アルコール濃度が下がります。
自分で高濃度~低濃度までアルコール濃度を調節できることが利点です。
エタノール
アルコール濃度95.1~96.9vol%のものは「エタノール」と呼ばれます。
無水エタノールと比較して揮発性が低いため、医療機関などで消毒に使用されます。
肌への刺激も無水エタノールと比べると低いですが、頻繁な使用は乾燥の原因になります。
無水エタノール同様、手作り化粧品の材料として選ばれることも多いです。
エタノールを使用した手作り化粧品は、高濃度~低濃度までアルコール濃度を自分で調整できます。
消毒用アルコール
アルコール濃度76.9~81.4vol%のものは「消毒用アルコール」や「消毒用アルコールIP」と呼ばれます。
アルコール濃度が低いため、手肌の消毒に使われることが多いです。
手作り化粧品に使用する場合アルコール濃度が下がるため、アルコール濃度の高い除菌アイテムを作るのには向きません。
中濃度~低濃度のアルコールジェルや、アルコール濃度の低い化粧品につかわれます。
消毒用アルコールIP
アルコール濃度76.9~81.4vol%、イソプロパノールが3.7vol%添加されたものを「消毒用アルコールIP」と呼びます。
イソプロパノールを添加し飲用不可とすることで、酒税が免れ安価に販売できるようになりました。
添加されているイソプロパノールは、エタノールと比較して2倍の毒性があります。
頻繁な使用は控えた方がいいかもしれません。
また、エタノールと比べ脱脂作用も強いため、乾燥や肌荒れの原因になります。
アルコール濃度については、詳しくこちらの記事で解説しています。
どのくらいの濃度にするか悩んでいる人は、あわせて参考にしてみてください。
精製水
精製水は細菌やミネラルを除去した純粋の水です。
水道水に含まれる塩素系の消毒剤は、肌の刺激になりますが、消毒剤なども含まれていないので、美容目的に使用されることもあります。
ハンドジェル作りでは、アルコール濃度の調整などを目的として使用されます。
グリセリン
グリセリンは、高い保湿効果のある成分です。
単体で保湿剤として使用されることも多いです。
手作り化粧品では、保湿剤や柔軟剤として使用されます。
カルボマー
カルボマーは液体にとろみをつけるために使用される成分です。
手作り化粧品では、増粘剤・乳化剤・安定剤として使用されます。
より粘度を高めたい場合は、カルボマーと一緒にアルカリ性成分や水酸化ナトリウムを添加しましょう。
カルボマーを多く配合した場合、塗布後に白いカスがでることもあります。
成分として問題はありませんが、気になる人はカルボマーの配合量を控えたり、塗布のしかたを工夫したりしましょう。
キサンタンガム
キサンタンガムは、食品にも添加される天然成分の増粘剤です。
カルボマーだけでは再現できない「とろみづけ」を目的に使用されます。
クリスタルジェル
クリスタルジェルは、グリセリン・カルボキシビニルポリマー・ポリアクリル酸ナトリウム・精製水が配合されているジェルです。
キサンタンガムよりも防腐効果が高いという特徴があります。
クリスタルジェルに精製水やエタノールを混ぜると、簡単にアルコールジェルが作れます。
手軽にハンドメイドしたい人におすすめです。
ただし、クエン酸・ビタミンC誘導体・GSE・アロエ200X・アロエジュース・酸性の成分とは相性が悪いです。
これらの成分を配合したい場合はおすすめできません。
美容成分
せっかく自分だけのアルコールジェルを作るなら、悩みを解決してくれる美容成分も配合しましょう。
成分によって相性の悪いものもあるので、事前にチェックしておくことが大切です。
- ヒアルロン酸
- ホホバオイル
- ひまし油
- ビタミンC誘導体
- フラーレン
- ハトムギ
- ビタミンE
- コウジ酸
- ビタミンC誘導体
- フラーレン
こちらの記事では、保湿力の高いアルコールジェルを取り上げています。
保湿成分についても解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
アロマオイル
自分の好きな香りを調合できるのも、手作りアルコールジェルならでわです。
お気に入りの精油をブレンドして、世界に1つだけのアルコールジェルを作りましょう。
普段精油を使わないという人は1種類だけの精油を使ったり、ブレンドしてある精油を使ったりするのもおすすめです。
定番の精油ブレンドレシピも紹介するので、こちらも参考にしてみてください。
- ラベンダー2:オレンジ1
- ベルガモット2:ラベンダー2:イランイラン1
- ラベンダー2:イランイラン1:ゼラニウム1
- ミント1:ゼラニウム1
手ピカジェルのようなアルコールジェルレシピ
手ピカジェルのような、簡単なアルコールジェルのレシピを紹介します。
今回紹介するレシピに、別途保湿成分を配合したり、アルコール濃度を小説したりしてオリジナルアルコールジェルを作ってみてくださいね!
- 無水エタノール 20g
- 精製水 20g
- キサンタンガム 1g
- グリセリン 2g
- 精製水・キサンタンガム・グリセリンを混ぜてジェルを作る
- ジェルに無水エタノールを少しずつ混ぜていく
- できあがったものを容器にいれる
※香りをつけたいときは2の行程の前に、無水エタノールと精油を4~5滴混ぜておきましょう。
精製水は煮沸した水道水で代用もできます。
また、無水エタノールは消毒用エタノールでも代用可能です。
しかし、燃料用アルコールでは消毒できないのて注意してください。
注意事項
手作りのアルコールジェルは、時間の経過で品質に変化が起こる可能性もあります。
アルコールジェルを作ってから、1週間程度で使い切れる量をつくるようにしましょう。
また、アルコールジェルは引火性があります。
火の気のある場所で作ったり、使用したりしないよう気をつけてください。
ハンドジェルの手作りキット
ハンドジェルは手作りキットも販売されています。
手軽につくってみたいという人は、手作りキットから挑戦するのがおすすめです。
ハンドジェル手作りキット / NAGOMI AROMA
(引用:NAGOMI AROMA)
エッセンシャルオイルやアロマオイルを販売しているNAGOMI AROMAから販売されているアルコールジェルキットです。
アルコールのジェルの色や香りに4種類のラインナップがあります。
色をつけたり、ラメをいれたりできるので、お子さんの自由研究にぴったりです。
容器も付属されているので、追加で準備する必要がありません。
1商品で付属の容器2~3本分のアルコールジェルがつくれます。
- ブルー×ティートリー
- ブルー×ペパーミント
- ピンク×オレンジ
- ピンク×ラベンダー
ハンドジェル&マスクスプレー手作りキット/カフェ・ド・サボン
(引用:カフェ・ド・サボン)
手作り石鹸・アロマ・ハーブを販売しているカフェ・ド・サボンでは、マスクスプレーとハンドジェルが作れるキットを販売しています。
セット内容は材料や容器・ビーカー・マドラー・オリジナルラベル・精油です。
精油はオレンジ・スイートなどの、5種類の精油をオリジナルにブレンドしています。
甘くフレッシュな香りが好きな人におすすめです。
植物性グリセリンを使用しているので、オーガニックにこだわりたい人にぴったりのキットです。
手作りアルコールジェルは高濃度も低濃度も自由自在
手作りアルコールジェルは、アルコール濃度や保湿・美容成分も自分で調節ができます。
自分の気になる症状にあわせて調合できることが、最大の魅力です。
夏休みの自由研究にもぴったりなので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね!
「アルコールジェルを手作りするのは難しそう」
「でもこだわりのある高品質なアルコールジェルが使いたい!」
という人には、YOUNESS(ユーネス)がおすすめです。
YOUNESS(ユーネス)は、有名な芋焼酎を造る酒造メーカー「西酒造」が素材にこだわって作るアルコールジェルです。
化粧品登録もされているので、安心して使えるアルコールジェルです。
YOUNESS(ユーネス)が気になった人は、詳細ページをチェックしてみてくださいね!