我が家のオシャレなアルコールジェル
こどもから大人まで使える、万能なアルコールジェルを紹介します。
アルコールジェルの効果

アルコールジェルは効果なし?スプレーとの違いや消毒と除菌を解説

コロナウィルスが日本で流行はじめてから1年半ほどたちました。

除菌スプレーやジェルを持ち歩くようになった人も増えましたよね。

巷にはいろいろなタイプの消毒商品が溢れています。

 

インターネットを中心に、ハンドジェルに効果は薄いんじゃないか?

なんて噂もささやかれていますが、実際はどうなのでしょうか?

今回はハンドジェルの効果と、ハンドスプレーとの違いを中心に、「除菌」「消毒」について解説していきます。

アルコールジェルの効果

多くのアルコールジェルは、「消毒」や「除菌」を目的として販売されています。

パッケージを見ただけで消毒効果の高さがわかる人は少数です。

「アルコールジェルよりも、アルコールスプレーの方が効果的なんじゃないか」というイメージを持っている人もいると思います。

 

そこで、Amazonのランキングで1番人気だった手ピカジェルを参考に、アルコールジェルについて解説していきます。

 

手荒れが気になる人には、ハンドスプレーよりも保湿力の高いハンドジェルがおすすめです。
下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

【保存版】家族でコロナに打ち勝つ!ハンドジェルの選び方

アルコールジェルの成分

(引用:Amazon

上の画像は手ピカジェルのパッケージ後ろ、成分一覧が表示されている部分です。

手ピカジェルには、6つの成分が配合されています。

手ピカジェルに配合されている成分
  • エタノール(76.9~81.4vol%)
  • ヒアルロン酸Na
  • グリセリン
  • トコフェロール酢酸エステル
  • カルボキシビニルポリマー
  • 2,2’,2’’-ニトリロトリエタノール

エタノール(76.9~81.4vol%)

日本薬局方が定める消毒用エタノールの濃度は76.9%~81.4vol%です。

手ピカジェルにふくまれるエタノール濃度は、じゅうぶん消毒用アルコールとして機能することがわかります。

ヒアルロン酸Na

ヒアルロン酸Naには、肌の水分を保持する役割があります。

エタノールは肌を乾燥させる効果もあるため、頻繁に使う人にはネックです。

ヒアルロン酸Naが配合されていると、肌の乾燥を抑制できます。

グリセリン

グリセリンは粘性のあるアルコールの一種です。

吸湿性があるため、肌の水分を補う役割があります。

トコフェロール酢酸エステル

トコフェロール酢酸エステルには、血行促進や抗酸化作用・肌荒れの防止・メラニンの抑制効果があります。

また、脂質の酸化を防ぐ役割があるので、手ピカジェルでは安定剤・酸化剤として配合されているようです。

カルボキシビニルポリマー

カルボキシビニルポリマーは増粘剤の一種です。

ハンドジェルに粘度をだしている成分です。

2,2’,2’’-ニトリロトリエタノール

2,2’,2’’-ニトリロトリエタノールはPH調整剤です。

安定剤の目的で配合されています。

ウィルス対策に適切なアルコール濃度

ウィルス対策に適切とされるアルコール濃度は、発表する団体によって異なります。

アルコール濃度の目安

日本薬局方(局方): 76.9~81.4vol%

米国薬局方 USP-NF : 68.5~71.5vol%

WHO:60~80vol%

 

2020年4月17日に北里大学の研究によると、濃度50vo%のアルコールに1分間接触したコロナウィルスの不活性化が認められています。

また、2020年7月に発表された論文では、「30vol%のエタノール濃度でもコロナウィルスが不活性化した」との発表がありました。

 

上記の発表を踏まえると、多くのウィルスが不活性化するアルコール濃度60%以上を目安にするのがおすすめです。

おすすめのハンドジェルYOUNESS(ユーネス)

YOUNESS(ユーネス)は、60%以上のエタノールを含んでいます。

そのため、コロナウィルスをはじめとしたウィルス対策に最適です。

 

YOUNESS(ユーネス)のヒノキの香りとニュウコウの香りには、5つの共通する保湿成分が配合されています。

乾燥して荒れてしまった手肌を優しく保湿しながら除菌できることが魅力です。

YOUNESSの保湿成分
  • BG
  • グリセリン
  • ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
  • 加水分解ヒアルロン酸
  • ユズ果実エキス

YOUNESS(ユーネス)の詳しい成分については、こちらも参考にしてみてください。

YOUNESS(ユーネス)の全成分を徹底解剖

 

ニュウコウの香りにはさらに4つの保湿成分が配合されています。

より乾燥が気になる人は、ニュウコウの香りを試してみてください。

ニュウコウ植物由来の保湿成分
  • スクワラン(エモリエント)
  • トリ(カプリル酸/カプリン酸)
  • グリセリル(エモリエント)
  • アルガニアスピニサ核油(エモリエント)

使い心地については、こちらの記事が参考になりますよ!

YOUNESS(ユーネス)口コミを徹底調査!使用感の感想は?

 

YOUNESS(ユーネス)が気になった方は、詳細ページもチェックしてみてくださいね!

「YOUNESS」の公式サイトはこちら

アルコールジェルとアルコールスプレーの違い

アルコールジェルとアルコールスプレーの大きな違いは、使い心地にあります。

アルコールジェルしっとり感が強く、アルコールスプレーはさっぱりとした使い心地です。

頻繁に使う人はアルコールスプレーを使用すると乾燥が気になるかもしれません。

 

アルコールジェル同様、アルコールスプレーも配合されている成分について解説します。

参考にするアルコールスプレーは、Amazonランキングで1番人気だったビオレu 手指の消毒液です。

 

ビオレu手指の消毒液は、肌に優しいイメージと、家族で使用できるため人気のようです。

家族で使えるアルコールジェルを探している方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

家族で使えるハンドジェル!保湿効果の高いものをピックアップ

アルコールスプレーの成分

(引用:Amazon

上の画像はビオレu 手指の消毒液のパッケージ後ろ、成分一覧が表示されている部分です。

ビオレu手指の消毒液は、手ピカジェルよりも少ない5つの配合成分からできています。

それぞれの成分について見ていきましょう。

ビオレuの配合成分
  • ベンザルコニウム塩化物 0.05w/v%
  • エタノール
  • グリセリン
  • 中鎖脂肪酸トリグリセリド
  • 乳酸Na

ベンザルコニウム塩化物 0.05w/v%

ビオレu手指の消毒液は、北里大学の検証試験と同等のベンザルコニウム塩化物が含まれています。

そのため、コロナウィルス対策に有効といえるでしょう。

さらにエタノールと同時に使用した場合、消毒効果が持続するともいわれています。

 

ベンザルコニウム塩化物はエタノールと比較して、毒性の高いことがデメリットです。

脱脂力が高く肌荒れしやすいので、頻繁に使用する場合は注意しましょう。

また、傷口への使用は炎症を招く可能性があるので控えてください。

エタノール

手ピカジェルにも配合されていた消毒に有効な成分です。

ビオレu手指の消毒液には、65vol%のエタノールが含まれています。

 

厚生労働省の推奨エタノールの濃度は60%以上です。

推奨濃度以上含まれているので、しっかし除菌が行えます。

グリセリン

こちらも手ピカジェルにも配合されていた保湿成分です。

手肌に優しい保湿成分として配合されています。

中鎖脂肪酸トリグリセリド

中鎖脂肪酸トリグリセリドには分散性があり、化粧品やスキンケア用品などにも配合される成分です。

乳酸Na

乳酸Naには、水分量の増加とPHを調整する効果があります。

ビオレuには、安定剤として配合されています。

アルコールジェルとアルコールスプレーの成分比較

アルコールジェルとアルコールスプレーの成分を比較すると、増粘剤の有無・消毒有効成分の配合量・保湿成分の配合量が異なります

 

アルコールジェルには増粘剤が配合され、保湿成分が多く、消毒成分が少なく配合されていました。

そのため、肌が弱い人や、荒れやすい人にはアルコールジェルがおすすめです

 

一方アルコールスプレーには増粘剤が配合されていません。

また、消毒成分が多く、保湿成分は少なく配合されています。

そのため、肌が強く高い除菌効果を求めている人にはアルコールスプレーがおすすめです。

消毒と除菌の違い

これまで、アルコールジェルとアルコールスプレーの除菌効果について紹介してきました。

この記事を書いていてふと、「消毒と除菌の違い」について疑問を持ちました。

 

私は子どもに声がけをするとき、「お家に帰ってきたら手の消毒してね!」といいます。

この使い方は合っているのでしょうか?

そこで、消毒と除菌の違いについて調べてみましたのでお伝えします!

消毒

消毒は、医薬品や医療品にのみ使用が許されている言葉です。

人間に有害なウィルスを無力化させたり、影響のない数にまで数を減らしたり、感染力を失わせるという意味です。

 

同じように医薬品・医療品にのみ使える言葉に「殺菌」があります。

殺菌は、ウィルスなどの細菌を殺すことです。

殺菌は医薬品・医療品に加え、医薬部外品にも使用できます。

消毒の有効成分

消毒に有効な成分は30種類近くあります。

しかし、手指消毒に使用できる成分は17種類ほどです。

さらにコロナウィルスに有効な成分になると、4種類に減少します。

手指消毒に使える有効成分
  • エタノール
  • イソプロパノール
  • ベンザルコニウム塩化物
  • ベンゼトニウム塩化物

除菌

物や液体、空間からウィルスなどの微生物を取り除き、清浄度を高めるという意味があります。

取り除く範囲や対象、数を指定されていない概念です。

そのため工業会ごとに一定の基準が決められていて、製品の種類によって除菌の効果は異なります。

日本石鹸工業会が定める効果の定義

「物理的、化学的または生物学的作用などにより、対象物から増殖可能な細菌の数(生菌数)を、有効数減少させること」で、この細菌にはカビや酵母などの真菌類は含まれません。

(引用:日本石鹸工業会

除菌の有効成分

コロナウィルスに有効で、かつ石鹸や洗浄に使える成分は9つあります

手指の除菌に使える有効成分
  • 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
  • アルキルグリコシド
  • アルキルアミンオキシド
  • 塩化ベンザルコニウム
  • 塩化ベンゼトニウム
  • 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル
  • 純石鹸分(脂肪酸カリウム)
  • 純石鹸分(脂肪酸ナトリウム)

アルコールジェルの正しい使い方

アルコールジェルのを間違った使っていては、効果が半減することも・・・。

正しいアルコールジェルの使い方で、しっかり除菌対策をしましょう!

  1. 手のひらにアルコールジェルを適量取る(500円玉大ほど)
  2. 両手のひらをこすりあわせる
  3. 指を少しひらいて、指の間をこすりあわせる
  4. 手のひらで手の甲をこするあわせる
  5. 最後に手首をつかんでまわすようにこする

まとめ

今回はアルコールジェルの効果と、アルコールスプレーとの違いを紹介しました。

消毒や雑菌の効果は、「アルコール濃度」によって異なります。

 

アルコールジェルとアルコールスプレーで悩んだときは、使い心地で選ぶのがおすすめです。

  • さっぱりとした使い心地を求める人はアルコールスプレー
  • 肌をいたわりながら除菌したい人はアルコールジェル

 

消毒と除菌は、医薬品・外部医薬品がどうかで異なります。

よりしっかりと消毒したい人は、医薬品や外部医薬品の消毒液を選びましょう。

手肌の荒れが気になる方は、保湿のできる除菌製品がおすすめです。

我が家でつかっているYOUNESS(ユーネス)はアルコール濃度60%。

しっかりコロナウィルスを除菌できます。

保湿成分を贅沢に使ったハンドジェルなので、手荒れが気になる人にもおすすめです。

YOUNESSの保湿成分
  • BG
  • グリセリン
  • ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
  • 加水分解ヒアルロン酸
  • ユズ果実エキス

「YOUNESS」の公式サイトはこちら